雨の日に使ったレインコートをそのまましまっていて、「これって洗っていいのかな?」と迷ったことはありませんか。汚れやにおいが気になっても、防水が落ちそうでなかなか手をつけにくいですよね。
とくに初心者の方は、手洗いがいいのか、洗濯機でも大丈夫なのか、どれくらいの頻度で洗えばいいのかがわかりにくいと思います。
この記事では、レインコートの基本的な洗い方、手洗いと洗濯機それぞれの考え方、洗う頻度の目安、洗ったあとのお手入れ方法まで、やさしくわかりやすく解説します。
早見表|レインコートを洗う前に知っておきたいこと
| 気になること | 基本の考え方 | まずしたいこと | 注意点 |
|---|---|---|---|
| レインコートは洗っていい? | 洗えるものが多いが表示確認が大切 | 洗濯表示を見る | 素材や加工によっては注意が必要 |
| 洗濯機は使える? | 表示が対応していれば使えることもある | ネット使用・弱めコースを確認 | 強い水流や脱水は負担になることがある |
| 手洗いのほうがいい? | 傷みが気になるときは手洗いが安心 | やさしく押し洗いする | 強くこすらない |
| どれくらいの頻度で洗う? | 汚れや使用回数に合わせて見直す | 汚れやにおいを確認する | 毎回必ず洗う必要はない |
| 洗ったあとに気をつけること | しっかり乾かしてからしまう | 形を整えて干す | 濡れたまま放置しない |
レインコートは洗っていい?基本の考え方
レインコートは、洗えるものが多いです。ただし、何も確認せずにいきなり洗うのではなく、まずは洗濯表示や注意書きを見ることが大切です。
「防水が落ちそうだから洗わないほうがいいのかな」と感じる方も多いのですが、汚れや湿気をためたまま使い続けるほうが、状態が気になりやすくなることもあります。とくに雨の日に何度も使っていると、表面の汚れやにおいが少しずつたまりやすくなります。
そのため、レインコートはまったく洗わないより、状態を見ながらやさしくお手入れするほうが安心です。
洗わないまま使い続けないほうが安心
雨にぬれたあと、そのままたたんで置いておくことが続くと、湿気や汚れが残りやすくなります。見た目には大きな汚れがなくても、なんとなくにおいが気になったり、表面がくすんで見えたりすることがあります。
毎回しっかり洗う必要はありませんが、使ったあとの乾かし方や、ときどきの見直しは大切です。状態が気になるまま使い続けるより、やさしく整えるほうが長持ちしやすいことがあります。
まずは洗濯表示や注意書きを確認する
レインコートは、素材や加工によって向き不向きがあります。洗濯機に入れてよいものもあれば、手洗い向きのもの、取り扱いに注意が必要なものもあります。
そのため、最初に見たいのは洗濯表示です。ここを見ておくと、洗い方の方向がわかりやすくなります。表示が見えにくいときや判断に迷うときは、無理に進めず、まずは目立たない汚れだけ軽く整えるところから始めるのもよい方法です。
素材や状態によって向き不向きがある
同じレインコートでも、まだきれいなものと、すでに傷みが出ているものでは考え方が変わります。表面のはっ水が少し弱くなったくらいなら、お手入れしながら使いやすいこともあります。
一方で、破れやほつれがあるもの、においやカビが強く気になるもの、裏地や表面の傷みが目立つものは、洗う前に状態をよく見たほうが安心です。
レインコートの洗い方|洗う前に確認したいこと

レインコートを洗うときは、最初の確認をしておくと失敗しにくくなります。洗い方そのものよりも、洗う前の状態チェックのほうが大切なこともあります。
泥はねや表面の汚れを軽く見ておく
裾や袖口には、知らないうちに泥はねやほこりがついていることがあります。そのまま洗うより、まずは表面の汚れを軽く見ておくと安心です。
乾いた汚れがついているときは、やわらかい布でやさしく整えるだけでも違いがあります。強くこする必要はなく、「気になるところを軽く見る」くらいで大丈夫です。
破れや傷みがないか確認する
小さな破れや、縫い目のゆるみがあるレインコートは、洗うことで気になる部分が広がることもあります。とくに、よく動く袖まわりやポケット付近、裾などは見ておきたいポイントです。
「洗ってから考えよう」と思っていると、あとで別の手間が増えることもあるため、傷みがあるときは先に確認しておくと安心です。
においやカビが気になるときは無理をしない
少しのにおいならお手入れで整えやすいことがありますが、強いにおいやカビが気になる場合は、無理に普段どおり洗うより慎重に考えたほうが安心です。
見た目だけでは判断しにくいこともあるため、「いつもの汚れと違うかも」と感じたときは、いきなり洗濯機に入れず、状態を見直すところから始めてみてください。
レインコートの洗い方|手洗いの基本

レインコートの洗い方で迷ったとき、傷みが気になるものや、できるだけやさしく整えたいものは手洗いが向きやすいです。強い力をかけにくいので、初心者の方にも取り入れやすい方法です。
やさしく押し洗いする
手洗いでは、もみ洗いよりも押し洗いを意識するほうが安心です。生地をぎゅうぎゅうこすり合わせるのではなく、水の中でやさしく押して整えるようなイメージで十分です。
汚れが気になる部分だけを何度もこするのではなく、全体をやさしく扱うほうが、仕上がりも自然になりやすいです。
強くこすらず短時間で整える
レインコートは、普通の衣類のようにしっかり洗いたくなることもありますが、強くこすりすぎると表面に負担がかかりやすくなります。
「きれいにしたい」という気持ちが強いほどやりすぎやすいので、汚れを落とすというより、状態を整えるような感覚で進めると安心です。長時間水につけっぱなしにせず、短時間で済ませるほうが扱いやすいです。
すすぎ残しを防ぎたい
洗ったあとは、洗浄成分が残りにくいようにすすぎも丁寧にしておきたいところです。すすぎ残しがあると、着たときの違和感や表面の気になりにつながることがあります。
ただし、ここでも強くねじったり、乱暴に扱ったりしないことが大切です。最後までやさしく整えるように進めると安心です。
レインコートの洗い方|洗濯機を使うときの考え方

レインコートによっては、洗濯機で洗えるものもあります。ただし、いつもの衣類と同じ感覚で入れてしまうのではなく、少しだけ気をつけたいポイントがあります。
洗濯機対応かどうかを先に確認する
まずは、洗濯機で洗ってよい表示かどうかを見ておきましょう。ここを確認しないまま進めると、あとで「やめておけばよかった」と感じやすくなります。
洗濯機対応であっても、やさしく洗う前提になっていることもあるため、表示はしっかり確認しておきたいですね。
洗濯ネットに入れてやさしく洗う
洗濯機を使う場合は、できるだけ負担を減らす工夫をしたいです。たとえば、洗濯ネットに入れて、弱めのコースでやさしく整えるほうが安心です。
ほかの衣類とぎゅうぎゅうに詰め込むより、レインコートに無理がかかりにくい状態で洗うほうが進めやすいです。
強い脱水や乾燥は避けたいことがある
洗えたあとに気をつけたいのが、脱水や乾燥の扱いです。強く回しすぎたり、高い熱をかけたりすると、生地や加工に負担がかかることがあります。
早く終わらせたくなる気持ちはありますが、レインコートは普通の服より少し丁寧に扱うほうが安心です。洗ったあとは、形を整えながら乾かす流れを意識すると失敗しにくくなります。
レインコートはどれくらいの頻度で洗う?
**レインコートは毎回必ず洗わなければいけないわけではありません。**使い方や汚れ方によって、見直すタイミングは変わります。
汚れやにおいが気になったときが見直しどき
いちばんわかりやすい目安は、見た目の汚れやにおいです。袖口や裾の汚れが気になる、しまうときに少しにおいが残る、そう感じたときは洗うことを考えやすいタイミングです。
無理に回数を決めるより、状態を見ながら整えるほうが、初心者の方にも続けやすいです。
雨の日が続いたあとは状態を確認する
毎日ではなくても、雨の日が続いて使用回数が増えたあとには、広げて状態を見る習慣があると安心です。見た目がきれいでも、湿気が残っていることがあります。
とくに、バッグに入れたままにしやすい方は、洗う前にまず乾かすことを意識するだけでも違いがあります。
毎回洗うより普段のお手入れも大切
レインコートは、毎回洗うよりも、使ったあとにしっかり乾かしたり、汚れを軽く見直したりすることのほうが大切な場合もあります。
普段から少し整えておくと、強い汚れがたまりにくくなり、洗うときの負担も減りやすいです。
レインコートのお手入れ方法|洗ったあとの乾かし方と保管

洗い方だけでなく、洗ったあとの扱いも大切です。ここをていねいにしておくと、次に使うときの気持ちよさが変わってきます。
形を整えてしっかり乾かす
洗ったあとは、くしゃっとしたままにせず、形を整えて乾かすほうが安心です。しわが気になりにくくなり、全体の状態も見やすくなります。
急いでいるとそのままにしたくなりますが、少し整えて干すだけでも印象が変わりやすいです。
濡れたままたたんでしまわない
まだ湿っているうちにたたんでしまうと、においや湿気がこもりやすくなります。表面だけ乾いたように見えても、内側に湿り気が残っていることもあります。
しまう前に、全体がちゃんと乾いているかを見ておくと安心です。
保管前に湿気が残っていないか見る
クローゼットや玄関まわりにしまうときは、湿気が残っていないかを確認しておきたいですね。湿ったまま保管すると、次に使うときに気になる原因になりやすいです。
無理に特別なことをしなくても、乾いたことを確認してからしまうだけで扱いやすくなります。
レインコートのにおいが気になるときの考え方
レインコートのにおいが気になるときは、ただ洗えばすべて解決するとは限りません。まずは原因を落ち着いて考えると、対処しやすくなります。
においの原因を先に見直す
においが気になるときは、使ったあとに湿ったままになっていなかったか、汚れが残っていなかったかを振り返ってみましょう。原因がわかると、次のお手入れもしやすくなります。
とくに、何度もたたんだまま持ち歩いていると、湿気がこもりやすいことがあります。
汚れや湿気が残っていないか確認する
見た目がきれいでも、内側やフードまわりに湿気が残っていることがあります。外側だけでなく、全体を広げて見てみると気づきやすいです。
洗う前に乾かすだけでも、印象が変わることがあります。
無理に香りでごまかさない
においが気になるときに、強い香りで何とかしたくなることもありますが、まずは原因を見直すほうが安心です。表面だけ整えても、湿気や汚れが残っていると気になりやすいままになることがあります。
やさしく乾かす、汚れを見直す、必要に応じて洗うという順で考えると進めやすいです。
防水が弱くなったと感じたときはどうする?
レインコートを洗ったあとや、しばらく使っているうちに、「前より水をはじきにくいかも」と感じることがあります。そんなときは、洗い方だけでなく、防水の見直しも考えたいところです。
洗ったあとに状態を見直してみる
表面の水はじきが少し弱く感じても、まずは全体の状態を見てみましょう。汚れが落ちたことで印象が変わることもありますし、逆に以前より気になる部分が見つかることもあります。
洗った直後にあわてて判断するより、乾いてから落ち着いて確認するほうが安心です。
はっ水が気になるときは別の対処も考える
表面のはっ水が弱くなっていると感じたときは、洗い方の問題だけでなく、使用回数や経年変化も関係していることがあります。そのため、必要に応じて別の見直し方を考えることも大切です。
「洗ったからダメになった」とすぐ決めつけず、今の状態に合った対処を考えると進めやすいです。
カッパの防水が弱くなったときの考え方も参考にする
防水の弱まりが気になる方は、別の記事でまとめているカッパの防水の見直し方も参考になります。洗ったあとにどこを見ればよいか、どんなときに別の対処を考えたいかも確認しやすいです。
破れや傷みがあるときは洗う前に確認したい
レインコートは、汚れが気になるからといって、どんな状態でもそのまま洗ってよいとは限りません。破れや傷みがあるときは、先にそちらを見るほうが安心です。
小さな破れでも無理に洗わないほうがよいことがある
小さな傷みでも、洗うことで気になりやすくなることがあります。とくに、端のほつれや縫い目のゆるみは、あとから気づくことも多いです。
見つけたときは、すぐ洗うより、まず状態を確認してから進めるほうが安心です。
補修してから使うほうが安心な場合もある
少しの破れなら、先に補修を考えたほうが使いやすいこともあります。きれいに使い続けたい気持ちがあるなら、洗うことだけでなく、傷みへの対応もあわせて考えたいですね。
「まだ大丈夫かな」と迷うくらいの小さな不調こそ、早めに見直しておくと扱いやすくなることがあります。
レインコート補修の記事もあわせて確認する
破れや穴が気になるときは、別の記事でまとめているレインコート補修の考え方も参考になります。洗う前に見ておくと、無理に進めず判断しやすくなります。
よくある質問
レインコートは毎回洗ったほうがいい?
毎回必ず洗う必要はありません。使ったあとはしっかり乾かし、汚れやにおいが気になったときに見直すほうが続けやすいです。
レインコートは手洗いと洗濯機のどちらがいい?
洗濯表示や状態によって変わります。傷みが気になるときや、やさしく整えたいときは手洗いが安心なことがあります。洗濯機を使う場合は、対応表示や洗い方を確認してから進めると安心です。
洗ったら防水は落ちる?
洗うことで不安になる方は多いですが、必ず大きく悪くなると決めつけなくても大丈夫です。大切なのは、表示を見ながらやさしく洗い、洗ったあとの状態も落ち着いて確認することです。
あわせて読みたい記事
雨具のお手入れや補修も気になる方は、こちらもあわせてどうぞ。レインコートの防水の見直し方や、破れがあるときの考え方、傘のお手入れのコツまで、まとめて確認しやすくなっています。
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まとめ
レインコートは、表示や状態を確認しながら、やさしく洗うのが基本です。洗濯機が使えるものもありますが、迷ったときは手洗いのほうが安心なこともあります。
また、毎回必ず洗うより、使ったあとの乾かし方や保管のしかたを見直すことも大切です。汚れやにおいが気になったときに無理なく整えるほうが、続けやすく感じる方も多いと思います。
防水の弱まりや破れなど、洗い方だけでは解決しにくい悩みがあるときは、別の見直し方が向いていることもあります。気になるところがある方は、関連する記事もあわせて参考にしてみてください。
